太宰府カップ
2020年2月16日
梅林公園競技場G
朝から冷たくやや大粒の雨が落ちる梅林公園グラウンドで、太宰府カップが開催され、チームタケルが出場した。
4チームが参加したトーナメント戦での第1試合の相手はブランビー。
完封まじかの試合終了寸前に残念なトライを奪われた以外は、先週の浮羽カップでの体験を糧に、オフェンスディフェンス共に進歩を見せ、危なげなく勝利を手中にした。
雨はやんだが、気温が徐々に下がっていき寒くなってきた午後、初優勝がかかる決勝の相手は宿敵春日。
ここで結果を残して次につないでいきたいと、全員が気持ちを一つにして挑む。
試合は、春日の機動力がありフィジカルも強いフォワードにゲインを超えて繋がれインゴールへとボールを運ばれるが、太宰府もエース「シュンキ」のランを軸に攻撃を組み立て拮抗した展開のまま前半が終了。
後半に入っても、攻守ともにほぼ互角。
アンフォースドなエラーで失点されただけ、決して崩されてはいないと、全員で良く走るが、試合半ば付近で、コンタクトにランにと献身的な働きでチームを支えてきた「ムツキ」が肩の負傷で退場。
この瞬間から、保たれ続けてきたディフェンスラインの輪が崩れ、次々とゲインを許しインゴールを明け渡す、悔しい敗戦となってしまった。
フォワードの要を一人失い、チームバランスが崩れたのは仕方がないとして、全体が受けに回ってしまうメンタルの弱さも見え、悔いが残るゲームとなった。
強い相手にも十分に戦える力はつけてきつつあっただけに少し残念。
結局、まだまだ全員が発展の途上にあるということだろう。
ここからの全員の奮起に期待。
もう一度前を向いて走り出そう。
大会まであと2か月。